禁煙支援のページ
ニューロオリキュロセラピーによる禁煙は成功率が高く、副作用の心配が殆ど0である点が優れています。
耳介には脳内の反射システムにつながる神経終末が存在します。特定のポイントを微弱電流で刺激することにより自然の脳内化学物質であるエンドルフィンの放出を促し、欲望のパターンをリセットして効果的に欲望を抑えることができます。ニューロオリキュロセラピーの成功率は高く、何よりも副作用の心配がありません。
しかしながら、禁煙を成功させるために何よりも重要なのがご本人の決意です。特に最初の3日間が難関になります。これを過ぎると多くの場合ずっと楽に欲望を抑えることができます。これを乗り越えてあなた様ご自身の健康と、ご家族やご友人の健康を守るためにも是非成功させていただきたいと思います。
タバコ(たばこ、煙草)は葉の成分として有毒で習慣性の強いニコチンを含みます。世界保健機構(WHO)は、タバコにより世界全体で毎年540万人が死亡していると報告しています。
喫煙は、がんや脳卒中、心筋梗塞だけでなく、慢性気管支炎や肺気腫などの様々な病気の危険因子であり、WHOにおいても、喫煙は「病気の原因のなかで予防可能な最大の単一の原因」として位置づけており、平成17年2月には、たばこが健康、社会、環境及び経済に及ぼす影響から、現在及び将来の世代を保護するため、「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」が発効しました。
こうした中、我が国では、平成15年の調査によると、現在習慣的に喫煙している人の割合は、男性で46.8%、女性で11.3%となっており、このうち「たばこをやめたい」又は「本数を減らしたい」と回答している人が、全体で男女とも約7割にも及びました。
日本では1950年には年間1000人であった肺がん死亡数が、1990年代後半には5万人と約50倍も増加し、1998年には男女合わせて肺がん死亡数が胃がんを追い抜いて、がんのトップになりました。このように、わが国は現在、喫煙による健康被害が深刻化しており、今後品行の高齢化とあいまって、さらに健康被害が拡大することが予想されます。
わが国における喫煙を原因とする年間死亡者数は1995年現在、男性7万6千人、女性1万9千人、合計9万5千人です。
タバコの煙の中には数千種類の化学物質が含まれており、そのうち200種類以上は有害物質である。代表的な有害物質にはニコチン、一酸化炭素、タールのほか、カドミウム、砒素、アンモニア、シアン化水素、ダイオキシンなどがあります。
26万人の日本人を対象に追跡調査した平山らの研究によると、非喫煙者に比べて喫煙者の死亡比が最も高いのは、喉頭がんで32.5倍です。次いで、肺がん4.5倍、口腔・咽頭がん3.0倍、肺気腫2.2倍、食道がん2.2倍などの順になっています。(いづれも男性のデータ)
喫煙は喉頭がんの原因の95%以上を占めるほか、肺がんでは約70%、動脈瘤や食道がん、肺気腫では約50%、胃潰瘍やくも膜下出血、虚血性心疾患では約40%を占めています。(いづれも男性のデータ)
副流煙は火のついた部分から立ち上がる煙のことで、フィルターを通らないこともあって、多くの有害物質は吸い口から吸い込まれる主流煙に比べて2倍から4倍以上含まれています。
受動喫煙により確実にリスクが上昇することが認められた代表的な疾患は、肺がんと虚血性心疾患です。子供への受動喫煙の影響としては、肺炎や気管支炎などの呼吸器感染症、気管支喘息の発病と悪化、咳などの慢性呼吸器症状及び中耳炎があります。また、出生後の受動喫煙は乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。
妊婦本人が喫煙した場合の胎児への影響としては、低体重出生をはじめ、早産、周産期死亡、妊娠・分娩合併症(胎盤早期剥離や前置胎盤など)があります。また、妊娠中の喫煙は乳幼児突然死症候群のリスクを高めます。
ニコチンの依存性のメカニズム:
ニコチンの依存性のメカニズムには、脳内報酬回路が深く関わっていることが、明らかになってきています。この脳内報酬回路は、中脳の腹側被蓋から視床下部の側坐核、さらに前頭葉に至る神経系で、ドーパミンの放出を促進し、快感や多幸感を増強する。アンフェタミンやコカインも同様のメカニズムで働きます。
喫煙と健康問題についてのまとめ
喫煙者本人への健康影響について
喫煙が健康に及ぼす悪影響については、長い研究の歴史があり、今日においては多くの研究成果が蓄積しています。その結果、喫煙者に、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息、歯周病等、特定の重要な疾病の罹患率や死亡率等が高いこと、及びこれらの疾病の原因と関連があることは多くの疫学研究等により指摘されています。
妊娠中の健康への悪影響について
妊婦の喫煙による流産、早産、低出生体重児等などの発生率が上昇することも報告されており、妊娠中の喫煙が胎児の発育に悪影響を及ぼすことが指摘されています。
周囲の非喫煙者への健康影響について
たばこの煙による健康への悪影響は喫煙者本人にとどまりません。他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙によって健康への悪影響が生じることも指摘されています。
依存性について
たばこに依存性があることは確立した科学的知見となっています。
依存の原因となる物質は、たばこ煙の成分に含まれるニコチンです。そして、ニコチン依存は世界的には独立した疾患として扱われています。
未成年者の喫煙について
未成年者の喫煙は法律で禁止されています。
たばこには依存性があり、喫煙開始年齢が低ければ低いほど健康への悪影響が大きく現れるという問題があります。
「噛みたばこ」、「嗅ぎたばこ」について
「かみたばこ」、「かぎたばこ」は無煙たばこと呼ばれており、たばこの一種です。
「かみたばこ」および「かぎたばこ」においても、紙巻きたばこによる喫煙と同様に口腔がんとの関連等、健康への悪影響が指摘されています。
(以上厚生労働省のホームページ参照)
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